前回はまだまだ課題を積み残していたので、より使い勝手が良いプログラムに改造します。
フォルダ選択。
検索フォルダはそれ。
「findstr /D:{検索フォルダ} "<TITLE>" *.html」をコマンド実行。
それをコピー。
「wordpad.exe」を起動。
1秒待つ。
『^v』をキー送信。
終わる。
前回のプログラムの最終行以降を書き換えました。検索結果をクリップボードにコピーして、ワードパッドを開いてCTRL+V(貼り付け)するところまで自動化しました。早速実行してみて下さい。これで検索結果全体が表示されないという問題はクリアできたと思います。
なでしこは、このように外部プログラムを起動して、キー操作を行ったりクリップボード経由でデータを流し込んだり多彩な操作が簡単に自動化出来るのが魅力です。エクセルや、OpenOffice.orgのCalcへの貼りこみなら、専用コマンドも用意されているので、指定したセルに指定したデータを流し込むことが出来ますが、今回は割愛します。(あくまで無料を追及するので、エクセルとの連携はなでしこの公式サイトを参考にして下さい)
フォルダ選択。
検索フォルダはそれ。
「findstr /D:{検索フォルダ} "<TITLE>" *.html」をコマンド実行。
「: 」を「,」に置換。
それからタグ削除。
それをコピー。
「wordpad.exe」を起動。
1秒待つ。
『^v』をキー送信。
終わる。
更に2行ほど追加してみました。ファイル名とタイトルの間をカンマ区切りに置換して、TITLEタグを削除しています。実行して、追加前との動作の違いを確認して下さい。
わずか数行で、しかも日本語で記述されているのに割と期待通りの動作をしてくれるのがなでしこの良いところなので、かなり説明は端折っています。なでしこを使えば何が出来るかの感触がつかめたら、いろんな着想が生まれると思います。細部の文法等はなでしこ公式ページなどを参考にして足りない知識は補いながらついて来て下さい。
次回は、検索結果から元のHPへのリンクを貼ったり、テーブル化するためのタグを流し込んだりしたいと思います。
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