拝啓 瀬戸弘幸 殿

平成21年10月10日、徐才喜冤罪事件の取材記録が瀬戸家の石倉から出てきたとの喜ばしい報告を下さってから、早いもので8ヶ月が経過しました。

地裁の判決文全文(特に公印は必須)と、新聞が大きく報じたという、徐才喜さんの逮捕の記事の公表はまだでしょうか?

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2009年5月3日日曜日
維新政党のモラル その3

維新政党・新風の副代表、瀬戸弘幸さんの焦りは日増しに強まっているようです。

せと弘幸Blog『日本よ何処へ』:人種差別と民族差別についてより引用

 「在日特権を許さない市民の会」(桜井誠会長)が主催し、「行動する保守運動」のメンバーも多数参加した5・2外国人参政権に反対するデモ行進は全国で500名近い人々を動員して大成功で終了しました。

 名古屋のデモ開始直前の公園には極左のメンバーが押しかけ罵声を浴びせるなどの妨害行為を試みていますが、デモに参加した皆様の気迫に恐れて逃げるように立ち去っています。

 この名古屋の公園に現れた極左のメンバーは口々に「人種差別は止めろ!」とか「民族差別は止めろ!」などと叫んでいました。フィリピン人の不法滞在者カルデロン一家の国外追放を訴えた、蕨市のデモ行進以来、このような罵声が「在特会」に浴びせられていますが、この点について考えて見たいと思います。

 このような「在特会」批判は左翼団体に限らず保守系の人物からも行なわれていますが、これは誤解と偏見に基づくものであり、私は「在特会」の一会員でしかありませんが、ここで反論を述べて見たいと思います。(尚、これは私の個人的な見解であって、在特会の公式な見解とは無関係です。)


「在特会」批判は左翼団体に限らず保守系の人物からも行なわれていますとの事ですが、維新政党・新風内から明確に否定的なメッセージが多数出ていると正直に言えないんですか?

既に紹介済みですが、党本部組織委員の渡邊昇さんからは況や自己の勉学を怠り自分の意見と合わない人間を『あいつは在日だ』『おまえは学会だ』とネットで書き記すのは見識が浅いどころの話ではない。デモなどにおいても、『在日をたたき出せ』『ゴミはゴミ箱へ、在日もゴミ箱に』と絶叫するばかりでは、偏狭どころか関東大震災の後のデマゴーグ再来である。と、手厳しいメッセージが発せられています。

『ゴミはゴミ箱へ、在日もゴミ箱に』は、「在特会」代表の桜井誠さんの決めセリフです。意見が合わない人を創価学会に与する者として、自らレッテル貼りを推奨して、ブログのコメント欄に寄せられた異論や、批判的な発言をするブロガーを低次元な攻撃でつぶそうとしてきた瀬戸弘幸さんがやって来たことは見識が浅いどころの話ではないとはっきりと非難されています。

かろうじて、それぞれ名指しになっていないだけで、明らかに瀬戸弘幸さんや桜井誠さんに対する批判は新風内部から発信されています。

視点を変えると、新風が「民族差別を助長する言説を弄してゐるがごとき悪宣伝」されているという党の公式声明冒頭の一文ですが、これは外部からの悪宣伝以前の問題として、明らかに瀬戸弘幸さんや有門大輔さんなど、新風内部の人々が悪宣伝をしていることも分かります。

有門大輔さんは自身のブログにおいて、渡邊昇さんのコラムを含む某ブログのエントリーがトラックバックされた次の記事で、意識的に『ゴミはゴミ箱へ』発言を使って猛反発しています。しかも、自分の新風内での肩書きや、我が党結党以来の理念といった表現を散りばめて、自分の発言こそが党の意向に沿うものだというメッセージを発信しています。

これでは、新風は党として民族差別を助長する意思を強く持っていると宣伝しているのと同じです。

新風からは、更にこのようなメッセージが発信されています。瀬戸さんは「在特会」の排外主義を支持したいようですが、「行動する保守」でやっている事は、やはり新風の意向には沿わないものではないでしょうか?

新風青年:公式メールマガジン『週刊WIN』 vol.4より引用
【VOICE】
新風の若い方には期待しています。
ここに書かれた主張を是非ともそのまま実践して行ってください。
そう書かせてもらったのは、随分と違う言動をする方がいるからです。
本当に日本人として、誇りある民族として、礼節を重んじる者として、それに
相応しい言動を望みます。
選挙で議席を獲得する気が本当にあるなら、規律ある行動をとって下さい。
日章旗を掲げて、罵声を浴びせて、どうして有権者の心を動かすことができる
でしょうか?
そういう場面が散見されるので、敢えて、苦言を申し上げた次第です。
一層の活躍を祈っています。
2009/4/18 アントキのマエダ
http://www.melma.com/backnumber_165725_4452248/

〔編集部より〕
コメント、有難うございました。
御指摘のような側面のあることは残念ながら事実ですが、いったん仲間として
受け入れた者を安直に処分することは忍びなく、党内における研修を強化する
という方向で対処して参りたいと存じます。
今後とも、忌憚なき御意見を御聞かせ下さい。(東山)


このメールマガジンには、新風の公式声明に言及した記事が他にもあります。瀬戸さんは、保守からも批判されていると言っていますが、明らかに新風内部から大量の批判が噴出しつつあります。正直に、現状について語られてはどうでしょうか。

瀬戸弘幸さん達の「行動する保守」に疑問を感じている新風の方々、「いったん仲間として受け入れた者を安直に処分することは忍びなく」というコメントでは、せっかく「民族差別は許さない」という声明を出したのに、仲間の民族差別は何の処分もせずに許してしまう自浄能力がない集団だと有権者に見限られていきます。

「御指摘のような側面のあることは残念ながら事実ですが」とありますが、新風公式声明の冒頭では、新風は民族差別を助長する言動を弄していないのに、そのように悪宣伝されていると言っているかのような表現が見られますが、党内に、残念な行動や言動が見られる人が居ることを率直に認めた上で声明を出すべきだったのではないでしょうか。

具体的な処分をするかどうかは、新風内部で決めることですが、未だに瀬戸さんや有門さんは本部声明を土足で踏みにじるような主張を続けています。自重するよう誰かが助言しないと状況は悪くなる一方です。必要な時にはきちんと声を上げるべきです。



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