拝啓 瀬戸弘幸 殿

平成21年10月10日、徐才喜冤罪事件の取材記録が瀬戸家の石倉から出てきたとの喜ばしい報告を下さってから、早いもので8ヶ月が経過しました。

地裁の判決文全文(特に公印は必須)と、新聞が大きく報じたという、徐才喜さんの逮捕の記事の公表はまだでしょうか?

>>全文はコチラ
2008年11月30日日曜日
電話取材の信頼性

瀬戸さんが、またしても反論にならない逆襲を試みているようです。今回は橋本玉泉さん狙いのようです。

瀬戸さんが、読者が事実関係をきちんと確認できる具体的な事実を指摘することなく、宇留嶋瑞郎氏を「創価学会御用ライター」等と呼び続けている事について、玉泉さんから再三疑問点を挙げられているのに何一つそれに反論することなく、玉泉さんの言う、宇留嶋対面さんに対するインタビューが、対面ではなく、電話インタビューだったことが、何らかの反論になると考えているようです。

一般論として、対面インタビューの方が電話インタビューよりも取材方法としてプライオリティー(信頼性)が高い可能性はあっても、電話でのやり取りが全く信用ならないものという事にはならないのではないでしょうか? インタビューによって知り得た内容が、対面で話した瀬戸さんのそれとは明らかに齟齬があるというのであれば、それをきちんと提示して議論を深めたら良いのに、玉泉さんの顔に泥を塗れば反論したことになる。また、この切り口でそれが可能であると瀬戸さんが考えているなら、冷静に見ている大半の正常な日本人には笑われてオシマイではないかと思うのですが。

せと弘幸Blog『日本よ何処へ』:宇留嶋・千葉両氏に偶然遭遇より引用

別に変ではないですよ、でも電話で取材した内容なら、そのように書いておくべきでしょう。

直接会って取材して書く記事はインタビューといいますが、それは取材しているときに相手の顔色や動作で、真実を言っているのか、どうかが何となく感じられます。だから、突っ込みもいれられますからね。

だから、直接会って取材するのが一番と言うことです。そういうことで私は橋本氏がインタビューと書いてあるから、直接あって確かめたものと誤解をしたのです。


Posted by せと弘幸 at 2008年11月30日 21:19

なるほど。相手の顔色その他も読み取れないものは信用できないとおっしゃる。

瀬戸さんのブログ本文内で「電話取材」という単語を使っている記事を適当に拾い読みしてみました。(私は全記事ローカル保存して、全文検索可能な状態にしています。)

せと弘幸Blog『日本よ何処へ』:日経「捏造報道」その⑤より引用
 これは「メモは手帳に張り付けてあった」と書いた日本経済新聞社の記事とは明らかに矛盾しているが、この点について『この国は少し変だ!よ~めんブログ』さんが、この朝日新聞社のアエラ編集部に電話取材を試みた。その様子がブログで紹介されています。
http://youmenipip.exblog.jp/2929755#2929755_1
 朝日新聞は次のように回答した。

(※引用中略)

『この国は少し変だ!よ~めんのブログ』様、ご苦労さまでした。

よ~めんさんの「電話取材」ならOKですか。玉泉さんの記事は、電話取材であったというそれだけの理由で非難しているのに。

せと弘幸Blog『日本よ何処へ』:電凸 公明・朝日・毎日・読売より引用
またも代表選挙も行なわれずに決された公明党代表電凸 公明・朝日・毎日・読売 いつも「よ~めんブログ」さんがおやりになっている電凸というものを私も真似て見ました。私のような古い人間は電話取材位にしか思わなかったのですが、電凸の意味は「電脳空間における突撃!」という意味を持つということらしいです。
 さて、電凸したのは、

瀬戸さんも、よ~めんさんに倣って電凸ですか。電話ではプライオリティー低くて、その時点で信じられないものになると考えているものとばかり・・・

せと弘幸Blog『日本よ何処へ』:[総括]メール騒動の幕引きより引用
 彼はフジテレビの情報番組『ワッツ、!?ニッポン』への電話取材を受け、提供者は自分ではないと否定して次のように語ったと紹介されている。
 昨年11月に発行したプレ創刊号の表紙を飾り、インタビューに答えているのが永田氏だった。A氏は永田氏との接点について「(月刊誌の)編集長の知り合いが民主党におり、その人の紹介で5~6人の議員を紹介された。その中の1人が永田氏だった」と説明。 まるで胡散臭いデタラメな人物は、民主党の5~6人の先生方と知り合いだったと言っているのだ。ここで私の考えを述べよう。もし、仮に本人が否定していてもメールの提供者がこの人物であったとするなら、これまでの通説は見事に破綻したことになる。

瀬戸さん自ら電話取材したわけでもなく、又聞きに過ぎない情報をベースに自論の展開すらなさっている。電話取材が元ですけど、いいんですか? 電話取材であること自体が信用ならないということなら、その上に自論を積み上げるなど以っての外。

せと弘幸Blog『日本よ何処へ』:週刊朝日の捏造は明白より引用
 さて、宮内庁は電話取材の中で、現在の皇室を巡るこのような風潮に危機感を抱いていることを正直に吐露しました。詳しくは書けませんが、当然、法的な手段も最後には考慮していると私には感じられました。
 宮内庁が内閣総理大臣に対して、名誉毀損、侮辱罪による代理告訴の要請も視野に入れているのではないでしょうか。

これも瀬戸さんの電話取材ではなく又聞き。(※記事中で、瀬戸さん自身が電凸したという明記がないようですが、文脈から見て、電話してるのかな?とも思ったので、「又聞き」は取り下げます。)今度はそれを根拠に宮内省のお考えまで勝手に代弁しますか。なるほど。

電話取材というものを頭から否定するなら、これまで瀬戸さんが書いてきた記事って一体何だったのでしょうか? 相手の顔色も分からないのに断定的な書きっぷり。しかも自分が電話取材したわけでもない、まさに又聞きの情報などは、声色すら分からないわけで、真偽など全く分からない。それをベースに断定的な書き方をしたり、推論をどんどん並べたり、勝手に相手の考えを代弁しちゃったりしてもいいわけですか? 随分と真摯な姿勢で物書きをなさっているんですね、詐称ジャーナリスト(ジャーナリストとしての職業倫理を持ち合わせていないことをこう表現していますので、肩書きの裏付けになる証拠を並べても無駄です)の瀬戸さんは。

そういう了見の人が、他人の電話取材にケチをつけて「やった反論してやった」等と考えているのだとしたら・・・ そりゃ笑われます。

玉泉さんのこれまでの記事をきちんと読み直して、その内容に対して反論なさらない限り、そういう評価だけがどんどん積み上げられて行くでしょう。

あと・・・ 松沢呉一さんに指摘されていますけど、まずは社会人として恥ずかしくない電話マナーを身に着けましょう。電話取材の信頼が云々というのはそれからです。

【追記】
「玉泉さんのは電話取材と書いてない。自分のはそう断っている。」と言い出しそうなので、少しだけ追記しておきます。

電話取材と書いた上で、それが自身によるものでないもの、つまり、相手の顔色、動きはおろか、声色すら分からず、さらにそれが記事としてテキスト起こしされている場合は、一言一句違わず書かれている保証すらない。そういう性質の情報を、何の疑いもなく持ってきて、それをベースに記事を書き続けてきた人が、自分に対する批判については途端に言う事が正反対になる。

日本人の感性から見て、これは十分恥ずかしい行為です。



0 コメント | コメントを書く  
Template Design: © 2007 Envy Inc.