瀬戸弘幸さんが、「極右」目線、つまり戦前の国体護持(復活)を目標とする立場から見て、「公明党」の党としての主張や政策が気に入らないのが、彼らを嫌う最大の要因である可能性が高いというお話をして来ました。連立与党内から、靖国公式参拝にブレーキをかける発言をされたら、「極右」として面白いはずがありません。
問題は、「極右」らしい正論を振りかざして、「公明党」の政治的姿勢を批判することなく、別の理由で「危険な集団だから滅ぼさなければならない!!」というネガティブキャンペーンを張っている可能性の方が極めて高く、そのために、集団ストーカー被害者、電波攻撃被害者など、世間一般に理解されなさそうな人たちまで取り込んで利用したり、とにかく「公明党」や「創価学会」叩きの材料に出来ればと、一般人まで巻き込んで叩いても何も反省しなかったり・・・
危険なカルト教団、日本占領を画策している、政敵を謀殺する政党、集団ストーカー、電波攻撃、ウンコ殺人予告etcといった内容が一番言いたいことで、極右らしい理由付けがそれより下位にあると言ったら、瀬戸弘幸さんは、「極右」ではなくて、『頭のいかれたおっさんだ!』と断言しても差し支えありません。
こういうことを平気でやっていると、保守活動家のイメージが悪くなり、創価学会や公明党は気の毒な被害者という事になってしまいますね。
瀬戸弘幸さんが、「創価学会」を嫌うことは「内心の自由」として認められるでしょうし、適正な範囲の批評も「言論の自由」として許されるでしょう。しかし、これまで散々指摘してきたとおり、『公明党は政教一致の違憲政党だ!』という主張は全くの間違いです。
間違った理由で、創価学会の「政治結社の自由」という憲法で保証された権利を踏みにじったり、ビラまき中に公明党ポスターが貼られている商店に、「学会員の店か!」と威迫行為に及ぶようでは、「信教の自由」も踏みにじったことになります。
日本国憲法を遵守していないのは、間違いなくビラまきをしている瀬戸弘幸さんと仲間たちということになりますね。
また、選挙期間中に、公明党の議席を減らすことを目的とする中傷ビラを配布していると、ご自身が一番良く自覚しているはずです。これで公職選挙法違反にならないわけがありません。公正な選挙を妨害したがってるのは明らかですから。
憲法や各種法令を遵守せず、しかも憲法違反ではない政党に対して、憲法違反だと中傷する内容のビラまきをして、抗議されたら、相手は創価学会員だから何をしても良いと考える。
瀬戸弘幸さんから見て「邪教」や「カルト」に見えたからといって、それで相手が犯罪者扱いできるわけではないことは理解できますか? むしろ、「創価学会員」であることを理由に店に暴言を吐きかけたりして回る方が大きな問題になります。
世間の大多数が許せないと考えている「オウム真理教」の信者に対してだって、私的制裁をすることは許されません。そういう振る舞いは、日本という法治国家においては「正義」とは呼ばず、「不法行為」と呼びます。
瀬戸弘幸さんは、『私たちは正当な言論活動をしているだけなのに、創価学会が不当な妨害活動をしている』と主張しているようですが、誰が見ても今回の中傷ビラまきについては瀬戸弘幸さんたちに理がありません。
どのあたりが「正当な言論活動」なのか、ご自分の行為について説明できますか?
堂々と、「公明党」の政策やマニュフェストのどこがどのように「極右」の目線から何が気に入らないのか、それを主張すれば良いのではないですか? 憲法違反でない政党を、虚偽の理由で批判して、得点をあげたことになるんですか?
正々堂々と「極右」目線からの主張も、「公明党」の政策主張の問題点も明らかにして、国民の理解を求めていく。それでこそ「正当な言論活動」と言えるのではないですか?
念のために強調しておきますが、『創価学会を批判してはいけない』とは言っていませんよ。適正な批評は構わないんですが、瀬戸弘幸さんがやっている事は憲法にも各種法令にも抵触しています。そして、「極右」らしい矜持とかけ離れたところで陰謀論や中傷を並べ立てているだけの、非常にクダラナイものです。
「極右」を自称するなら、正々堂々と「極右」の矜持に従って持論を展開して論陣を張って見せよ!ということです。そうすれば、自ずから憲法違反や法令違反に当たる主張もなくなっていくし、「極右」らしい主張を支持してくれる人も出て来るでしょう。
今のままでは、カルトどうしの抗争の中で、一方のカルトにノルマを課されて中傷ビラをまいて勝利だ勝利だとほざいてるおっさんじゃないですか。これで、どうやって日本を変えるんですか?
維新政党新風を追い出されたも同然の瀬戸弘幸さんの話題を中心に取り扱っています。Twitter始めました。ユーザー名は"worldwideweb01"です。
拝啓 瀬戸弘幸 殿
平成21年10月10日、徐才喜冤罪事件の取材記録が瀬戸家の石倉から出てきたとの喜ばしい報告を下さってから、早いもので8ヶ月が経過しました。
地裁の判決文全文(特に公印は必須)と、新聞が大きく報じたという、徐才喜さんの逮捕の記事の公表はまだでしょうか?
>>全文はコチラ
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2009年8月16日日曜日
瀬戸弘幸さんは極右の矜持すら忘れ去ったのか? (その6)
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