拝啓 瀬戸弘幸 殿

平成21年10月10日、徐才喜冤罪事件の取材記録が瀬戸家の石倉から出てきたとの喜ばしい報告を下さってから、早いもので8ヶ月が経過しました。

地裁の判決文全文(特に公印は必須)と、新聞が大きく報じたという、徐才喜さんの逮捕の記事の公表はまだでしょうか?

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2009年10月4日日曜日
瀬戸弘幸さん人生最大の宿題遺棄事件にワールドワイドウェブが挑む (その14)

今回は、西村vsコシミズの決戦について触れながら、宿題遺棄事件シリーズ前半のおさらいと絡めたお話をします。

雑感としては、案の定まともなお話し合いは出来なかったし、ご近所迷惑でしたね。

西村修平さんの宣戦布告文からすると、『統一教会から資金提供を受けている』と誹謗中傷された事が発端だったはずです。瀬戸弘幸さんの工作で、「そよ風」への誹謗中傷への抗議にすり替え。

コシミズさんは脇が甘い上におバカさんだったようで、この挑発に乗って、「そよ風」の女性陣の写真にコラージュして誹謗中傷。黒田大輔さんと同じような幼稚なことをしてたらダメでしょう。瀬戸弘幸さん達は勝ち誇っていますが、相手が自分たちと同じレベルに堕ちただけなので、あまり自慢にはならない。

で、当初の抗議理由については全く解決していません。それをすっかり忘れたかのように瀬戸弘幸さんは、鳩山由紀夫総理の献金問題の追及をすると息巻いています。

例えば、小沢一郎氏が会計責任者を連れてきて『西松建設との関係は無問題』って説明させたら疑惑は全解消したと瀬戸弘幸さんは認めますか? 『国民を舐めるな!』と仰るんじゃないでしょうか。

鳩山由紀夫総理の場合でも、『秘書が処理したことですから』で済ませたら、やはり許さないんじゃないですか?

西村修平さんが、会計担当者を連れて行って、その場で口頭で統一教会との関係を否定させて胸を張って見せたパフォーマンスは、それと何が違うのでしょうか? 国民を舐めるのも大概になさった方が宜しいかと。

あれでは、何も説明しなかったのと同じですね。ゴネて穏やかに討論するのを拒む。そよ風コラ問題発生より前から街宣許可を取って居たことも判明しているようです。瀬戸弘幸さんの虚偽説明も破綻しています。

最初から、脅したり嫌がらせをすることで、『統一教会から金をもらっている疑惑』を蹴散らしに行ったんですね。そうとしか解釈のしようがありません。

瀬戸弘幸さんは、現地で穏やかに話をしようという姿勢が若干見られたものの、西村修平さん登場後は完璧に嫌がらせ街宣で相手を黙らせる作戦に終始していました。瀬戸弘幸さんは、終了後も西村修平さんの姿勢について何ら疑問を呈することもなかったようです。

もちろんコシミズさん達の態度も全く褒められたものではないですが、「行動する保守」の金銭面の疑惑はますます濃厚になったと言わざるを得ません。

『まともに情報を開示して話し合うことは出来ず、嫌がらせや脅し、家族まで狙って押しかけるという行為で黙らせる方法を取るしかない程、裏側は真っ黒なんじゃないか?』と多くの人が再認識したと思います。

また、「犯罪報道被害者の会」主催の瀬戸弘幸さんは、この分野においては卓越した知見や倫理観を持ち合わせていることが期待される「みなし公人」です。そういう基準で評価し、批判させて戴きます。

加害者にも人権があり、報道の過熱によって、家族に対する行き過ぎた取材などを制限しようという動きが一時期あって、「人権擁護法案」にマスコミ規制条項として盛り込まれかけた時期もありました。

現在は、報道業界が自主規制の枠組み内で行き過ぎをなくす取り組みをしています。瀬戸弘幸さんは、もちろん立派な趣旨の会を主催しているんですから、こうした流れをご存知ですよね?

然るに、『写真を使って名誉毀損する』という、黒田大輔さんと同種の犯罪ですが(※コシミズさんの方が悪趣味だとは思います。)、これに対してコシミズさんの実家に押しかけて嫌がらせをするのは行き過ぎだとお思いになられませんか?

マスコミの取材過熱による『加害者家族に対する取材』ですら、人権侵害の疑問が持たれている昨今だというのに、殺人事件等の重大犯罪ではなく、誹謗中傷レベルで実家に押しかけてご近所様に迷惑が最大限かかるように抗議街宣。マスコミによる人権侵害の比でないことはお分かりになるはずです。

加害者の人権にも配慮するよう求める団体の主催者として、どう思われるのですか? これが許されるなら、黒田大輔さんのご尊父の事務所に抗議街宣なども当然許されることになりますよね?

また、コシミズさんの実家が日中友好協会と縁があるとの誤報が飛び、それを根拠にコシミズさんのご尊父に暴言を吐いている方まで居られるようですが、こういうのを放置しておいて許されるんですか?

だったら、こういう情報は如何でしょうか?

瀬戸孝一さんの自伝の巻末に「わが人生の足跡」という年表があります。昭和53年8月22日、「日中友好県民の翼訪中(副団長)」と書いてありました。

私は県議として日中友好の架け橋となられた瀬戸孝一さんは間違ってないと思いますけど、コシミズさんの実家を襲撃した暴徒の方々の理論だと、国賊という事になりますから、ご子息である現福島市長の瀬戸孝則氏宅辺りが街宣対象になってしまいそうな気がします。

実際は、似非愛国者でしょうから、瀬戸弘幸さんの親類は襲わない。コシミズさんのご尊父は誤報でも襲う。日中友好は口実に過ぎないってところでしょう。

(※似非じゃない証拠に福島市長を襲えと言っているわけではありませんので誤解なきよう。法治国家日本で人様を襲おうなどとは絶対に考えてはいけません。)

私は、偏狭なナショナリズムで煽動を持ち込んで、自分が抗議したい人の家族まで巻き込んで『お灸を据える』だか何だか知りませんが、無茶苦茶な私的制裁を加える「ならず者」には、問題があると感じています。

こういう「ならず者」に限って、自分たちが加害者側になっている時は、無茶な事をする正当性ばかり説き、同じ事を自分たちがやられそうになった途端に泣き言を並べ立てたりする情けない人達だったりするものです。

どうしても、あれは西村修平さん達が勝手にやった事という扱いにしろというなら、客観的に見て、あの行動をどう思うのか「犯罪報道被害者の会」主催、または普段からジャーナリストを名乗る瀬戸弘幸さんの報道倫理が、どの程度のものか世間に知って戴くためにも、きちんと表明して戴きたいものです。

ノーコメントでは、あまりにお粗末でしょう。それこそ何も答えられないのは「逃げた」と言われても仕方がない。

また、リアルの衝突が済んだ後も、瀬戸弘幸さんは言論でコシミズさんに追い討ちをかけようと考えたのでしょう。色々言い始めましたが、虚偽説明のオンパレードになっています。

統一教会の文鮮明氏が金正日と会談したのは1991年の12月で、それ以前に民族派右翼活動している時期に勝共連合と関係があったからと言って文句を言われる筋合いはないというような事を言いたいのでしょうが・・・

宿題遺棄事件シリーズ(その2)で説明させて戴きましたが、瀬戸弘幸さんは2006年01月26日付のエントリーで、セマウル運動について紹介しつつ、勝共理論丸出しで、『私は韓国における「反共・自由の青年戦士」達との共闘を呼びかけたい。』と呼びかけています。

文鮮明が北朝鮮訪問をした後も、瀬戸弘幸さんは勝共理論を捨てていません。その後のエントリーで嫌韓に転じた理由を盧武鉉政権などに押しつけています。

反日教育は、李承晩軍事政権以降ずっと行われて来ました。瀬戸弘幸さんが反共パートナーと認めてきた歴代政権がどれもやって来た事です。盧武鉉政権が急に反日教育を始めたかのように紹介しても騙されませんよ。

そして、セマウルに居るのが統一教会に思想洗脳された農民たちだという事はネトウヨに教えずにオルグしようと画策。文鮮明が金正日と会談した後にこういう事を平然とやっていたのが瀬戸弘幸さんです。

次回は、瀬戸孝一さんの自伝から天野光晴さんに関する話、更に選挙違反を天野光晴氏が豪腕で処理した話、瀬戸弘幸さんが発行していた「月刊ルポルタージュ」などの紹介に充てたいと思います。

【追記】
新エントリーを起こすほどの事ではないので追記にしておきますが…

瀬戸弘幸さんがコシミズさんへの反論として、「北朝鮮偽装右翼説と左翼偽装転向説に反駁する」なんて事を言い出しました。

『ヒトラー思想のススメ : 自然と人類を救済するナチス・ヒトラー世界観の120%肯定論』によると、瀬戸弘幸さんのネオナチの師匠であり、児玉誉士夫系民族派団体として師事した「民族思想青年会」代表の篠原節さんは、社民党系… つまり左翼からの転向組ですよね?

瀬戸弘幸さんも、この本で対談していて共同執筆しているんですから重々承知しているはずです。非常に身近なところじゃないですか。どうして自分と遠そうなところから左翼転向組の話題を持ってきて「他山の石」みたいなフリをなさるんですか?

そういうみっともない真似は、やめた方が宜しいかと。国会図書館の蔵書にある瀬戸さんの著書は、時間がある時にパラパラと読み始めてますから、ウソをついてもすぐ分かりますよ。



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1 コメント:

shinok30 さんのコメント...

瀬戸さんがワールドワイドウェブさんの記事を事実無根として訴えるそうですよ
カキコで引用したshinok30も「訴えられるか検討」するみたいですね

>すべてデタラメな記事として、訴えます。あなたに答える義務はありません。
>事実無根としているのに、又あなたも書いているので、あなたに対しても、
>訴えられるか検討します。
>Posted by せと弘幸 at 2009年10月08日 13:41
http://blog.livedoor.jp/the_radical_right/archives/52348453.html

2009年10月8日 14:44  

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