西村修平さんの裁判で、東村山署の元副署長さん達の名誉を毀損した件について、それを信じる根拠の大半が詐称ジャーナリストの瀬戸さん(以下、セトさんと表記します。)によるもので、セトさんが主催する街宣でセトさんも名誉毀損にあたる表示をすることを承知していたとなると、共犯、教唆の類と看做されるでしょうね。
といいますか、東村山関連の訴訟の大半はセトさんが共犯、教唆と取られてもおかしくない状況です。
ここまでは当然の事ですが、そのセトさんをそそのかしているのは誰か?ということになると、ほぼ間違いなく矢野市議でしょう。あと、朝木市議もそこに名前を連ねることになるのかも知れません。
ブログマガジン エアフォースより引用
矢野 さきほどちょっとお話しした万引きに関しては、具体的な関係者がいるわけです。で、この前の9月1日に、あの東村山においでになったみなさんの○○(実名)洋品店の前に行っただけで千葉元副署長とさっき名前が出た創価系のライターが、とうせんぼするとかガードに入るわけです。どうしてそういう態度に出るかというとですねえ、私の判断では、○○洋品店(実名)の洋品店主はおそらく創価学会そのものの、いわゆるシナリオ実行部隊ではないように思うんですよ。
で、そうすると、一番弱い、そこへみなさんが抗議の声を、ちょっと距離が離れていても届けると、それだけで千葉元副署長は自分の書類送致をして、誤認送致をしたあとのその後の状況ってのは非常に不安ですよね。どこかでボロが出たり、どこかで真相を主張するような人が出てくると困るわけですよ。したがって、ああいうふうな千葉副署長自らがですねえ、洋品店のガードマンをやってのこのこと腹を突き出して、ガードに入るみたいなことをやるわけですねえ。
したがって、これから先は具体的にはお話しはいたしませんが、一番弱い、そして一番効果的なところをお考えになって、事件の真相が解明するようなですね、たとえば東村山事件であればですね、そういう行動をお取りになっていただくと非常に効果的かなあというふうに思います。
えー、千葉副署長は誤認送検の最大の責任者ですし、それから洋品店主については、それについて加担をその後しているわけですから、書類送致前はひょっとしたら自覚的じゃなかったかもしれない。ところが、証人尋問をしたり千葉副署長といろいろ会話をすれば、事実がどうだったのかということはもうすでにわかっているはずですから、そういったことについて、その部分についてですね、抗議をするないしは意見を聞き出していくということをおやりになるとですねえ、具体的な効果は絶大ではないかと思います。それは東村山警察に対しても同じだとおもいます。
ちょっと気になる部分があるかもしれませんが、1人でも2人でもそういう声が届くことは彼らにとっても、とてもつらいことになるんじゃないかと思います。
「9月1日に、あの東村山においでになったみなさんの○○(実名)洋品店の前に行っただけで・・・」とは、明らかに襲撃事件の実行犯を含む団体様への語りかけです。しかも、洋品店の前に行っただけではありませんでした。散々にお店の名誉を傷つける行為をしたことをなかった事にしようとしています。
最後まで、元副署長さんを店主だと誤解したまま罵詈雑言を浴びせていましたので、「千葉元副署長とさっき名前が出た創価系のライターが、とうせんぼするとかガードに入るわけです。どうしてそういう態度に出るかというとですねえ」と仰られても、店主が浴びるはずだった不当な罵詈雑言を肩代わりしただけじゃないんですか?と。
矢野市議は、あの不法行為に肩入れし、その不当な攻撃から一般市民を守ろうとした人たちにケチをつけようと必死です。このロジックは完全に破綻しています。
発言全体を見ると、こんなところでしょうか・・・
・洋品店は一番ボロが出やすい弱いところだからガードしようとする人がいる
・一番弱いところに抗議して下さい
聞き手がこのような文脈だと解釈したら、洋品店が更なる不当な攻撃に晒されるのは当然ですね。矢野さんがそういう趣旨の発言でないと後で言い訳しても、このように聞き手が受け取って犯行に移れば、残念ながら言い逃れ不能です。
「これから先は具体的にはお話しはいたしませんが・・・」というのは、教唆の罪に問われることを避けたいためのものだと思いますが、これでは甘いです。洋品店襲撃を、ガードした側が悪いという文脈で紹介することで、あの襲撃は問題なかった、同等の抗議を再び行っても良いという誤解を襲撃犯たちにさせた。しかも、洋品店はボロが出やすい弱い部分で、弱いところを攻撃しろという構成になっている以上、あの場で聞いていた襲撃犯は、また何らかの形で攻撃しようと決意する可能性が高いです。
せめて、「前回のようなトラブルは避けて・・・」くらいの事は言っておくべきでした。あれを全肯定するかのような発言に添えて、弱い部分=洋品店を攻撃しろと仰ったわけですし、「いわゆるシナリオ実行部隊ではないように思う」相手に前回のような抗議は当然許されないということが分からないんでしょうか?
矢野市議は自己責任で考えて動けと仰ったつもりでしょうが、アレでは教唆の罪で、正犯と同じ量刑や賠償責任を負うことになるでしょう。教唆の罪は、実行犯に犯行を決意させ、それを促す行為全般(発言以外の方法も含む)に科せられるものですから。
セトさんだけでうまく足切りして、自分は無傷というわけには行かないことを認識なさった方がいいです。西村さんやセトさんはセッセと動画をupしますから、証拠は多くの人の目に触れています。
関係ありそうな法律をいくつか並べておきますので、ご参考にどうぞ。
民法
第七百十九条 【共同不法行為者の責任】
第一項 数人が共同の不法行為によって他人に損害を加えたときは、各自が連帯してその損害を賠償する責任を負う。共同行為者のうちいずれの者がその損害を加えたかを知ることができないときも、同様とする。
第二項 行為者を教唆した者及び幇助した者は、共同行為者とみなして、前項の規定を適用する。
刑法
第六十条 【 共同正犯 】
二人以上共同して犯罪を実行した者は、すべて正犯とする。
第六十一条 【 教唆 】
第一項 人を教唆して犯罪を実行させた者には、正犯の刑を科する。
第二項 教唆者を教唆した者についても、前項と同様とする。
第六十二条 【 幇助 】
第一項 正犯を幇助した者は、従犯とする。
第二項 従犯を教唆した者には、従犯の刑を科する。
第六十三条 【 従犯減軽 】
従犯の刑は、正犯の刑を減軽する。
第六十四条 【 教唆及び幇助の処罰の制限 】
拘留又は科料のみに処すべき罪の教唆者及び従犯は、特別の規定がなければ、罰しない。
第六十五条 【 身分犯の共犯 】
第一項 犯人の身分によって構成すべき犯罪行為に加功したときは、身分のない者であっても、共犯とする。
第二項 身分によって特に刑の軽重があるときは、身分のない者には通常の刑を科する。
ちなみに、以前も指摘していますが、 故朝木さんの転落死が時効切れ前に再捜査決定になった場合、刑事事件の証人になり得る洋品店店主への度重なる脅迫行為は、『証人威迫の罪』に問われるような性質のものです。お分かりですか?
【追記】
セトさんや矢野市議が教唆を繰り返した結果、洋品店への嫌がらせは今も続いているとの事です。各方面から怒りの声が上がっていますが、これについてどう考えているのか、セトさんも矢野市議もきちんと表明する責務があると思われます。
自分達がやった事によって起こった問題を「オレのせいじゃない」なんて言えないと思います。そんな事をしたら、セトさんや矢野市議を信じて『行動』した人たちは鉄砲玉だったことになります。『洋品店が悪いから・・・』等と言えば、それこそ教唆が決定打になりますから、セトさんがチキンならきっと黙ってやり過ごすでしょう。
自分達は勇ましく戦っていると普段は必死に宣伝しているのに、最近は東村山関連のエントリーもほとんど立てられなくなりましたし。