拝啓 瀬戸弘幸 殿

平成21年10月10日、徐才喜冤罪事件の取材記録が瀬戸家の石倉から出てきたとの喜ばしい報告を下さってから、早いもので8ヶ月が経過しました。

地裁の判決文全文(特に公印は必須)と、新聞が大きく報じたという、徐才喜さんの逮捕の記事の公表はまだでしょうか?

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2009年8月16日日曜日
瀬戸弘幸さんは極右の矜持すら忘れ去ったのか? (その5)

『創価学会は日本占領を画策している邪悪な宗教だ』という噂をネット上でちょくちょく見かけます。恐らく瀬戸弘幸さんを支持している人たちもそれを信じているし、必死に広めているのでしょう。

「公明党」が何をしたら、瀬戸弘幸さんが主張するような『政教一致の憲法違反の政党だ!!』ということになるのか、少し考えてみたいと思います。「極右」政党について考える良いきっかけにもなるはずです。

「政教分離の原則」を平易に言うと、国教を認めない。特定宗教を他の宗教よりエコひいきすることを認めない。ということだと説明してきました。

「公明党」が「創価学会」を日本の「国教」にしようとしても「政教分離の原則」があるので、憲法改正(国民投票で7割の支持)の手続きを踏まない限り違憲です。どんなに国会内で上手な立ち回りをして与党内の発言力を増しても、日本の人口の数%の信者しか持たない創価学会が「国教」になることは有り得ません。

それほど素晴らしい宗教だったら、誰も邪教だと考えないしみんなとっくに入信してます。

また、そこまで極端な話でなくとも、「公明党」が「創価学会」だけ他宗教より優遇しろとか、「創価学会」の宗教施設を政府関係者に公式参拝させろと無茶な要求をしたこともありません。彼らは、現時点においては、「政教分離の原則」に逆らう要求を何もしていません。

「靖国神社」を「公式参拝」させろと言っている人達の方がGHQ策定の戦後体制では違憲で、それに難色を示す「公明党」は、間違ってない。『日本人としてそれでいいのか?』というのは別の議論として残るのですが、「公明党」は「政教分離の原則」に違反しているという瀬戸弘幸さんの中傷宣伝は事実と大きくかけ離れています。

将来的にどうなるか分からない。本心は「創価学会」を優遇したいはず、「国教」にしたいはずだから、違憲なんだということは出来ません。

現時点で違憲に当たる主張をしていない団体を弾圧するのは妥当ではありません。これを「極右」に置き換えて考えてみれば、少し冷静に見られるようになるんじゃないでしょうか?

「維新政党・新風」は「国家神道」を「国教」として復活させて日本を「政教一致」の国家にしようとしています。これは日本国憲法の「政教分離の原則」や「信教の自由」に違反しています。『維新政党・新風は、政教一致の違憲政党だ!!』とキャンペーンを張られたら、ぐーの根も出ませんよ。

「公明党」は表向きはこうした主張は全くしていませんし、仮に本心でそれを願ったとしても憲法改正で国民が支持して国教になるか・・・ と言えば、全くそうした望みが叶う公算はありません。

正々堂々と、「極右」らしい正義感や主義主張を「公明党」にぶつけ、自分たちも憲法や各種法令を遵守して活動しながら国政に打って出て、彼らと同じ舞台に立って、「国会」の場で戦えばよいでしょう。

自分たちが1議席も取れないから、カルト宗教ならあり勝ちな問題を拾い集めて来て、危険な宗教だと必死に宣伝しました。集団ストーカー被害者や電波攻撃の被害者までかき集めました。信憑性が薄い東村山市議転落死も、『政敵を謀殺する危険な政党』というネガティブキャンペーンに使えると思ったので介入してみました。これが大失敗して大火傷しました。

ジリ貧になってしまったので、東村山で仲良くなった左翼やカルトと一緒になって中傷ビラをまいて公明党の議席を減らそうと考えました。ところがそこで持ち出した「政教分離の原則」は、「極右」が絶対に持ち出してはいけないものでした。

でも、よくよく考えてみると、ビラを作っているのは、靖国参拝に反対する左翼市議だったり、創価学会と対立するカルトだったり(そのうち1つは、国政に打って出る。瀬戸理論だと政教一致ではないのか? 彼らの新憲法草案では、天皇陛下は三権と切り離される。戦前の国体護持どころの話ではない)、「極右」なら断固戦わなければならない相手。

ここまで生き恥さらして、「行動する保守」を名乗られては、他の保守陣営、特に古巣の「維新政党・新風」さん辺りはとても迷惑しているでしょうね。

昨日の瀬戸弘幸さんのご活躍の報告を少し紹介しておきます。

せと弘幸Blog『日本よ何処へ』:反天連のデモを完全に圧倒より引用

完全な勝利でした。時代が完全に変わりつつあることが、今日示されました。新しい時代の夜明けです。政治家は靖國神社を参拝すると選挙に勝てないと思ってか、総理大臣は勿論のこと閣僚の殆どが参拝を見送りました。

 こんな情けない国がありますか。お話になりません。

 今、政治家は全くアテになりません。我々「行動する保守」運動は必ずやこの日本を変えて見せます。その国民大衆の力が示された正に歴史に記念すべき日となりました


こんな空虚な大本営発表をしても世間は賞賛しません。右翼も左翼の時代の流れから取り残されています。場外乱闘したに過ぎません。

国政にも打って出ず、左翼市議やカルトのために中傷ビラをノルマ課された分だけ配布してるおじさんが何を仰っているんでしょうか?



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